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2019年度 理事長所信

公益社団法人 長井青年会議所
2019年度理事長
小関 幸一

はじめに

今からおよそ100年前の1920年。「青年が真に活躍できる社会を」という想いを抱いた有志らが、青年会議所の前身となるグループをアメリカで立ち上げました。その後、戦後の傷跡が残る荒廃した東京にて、48名の青年たちが「東京青年商工会議所」を創設以後、青年会議所は全国各地へと広がっていきます。そして1966年2月、「長井青年会議所」が立ち上げられ、今日に至るまで脈々と伝統が受け継がれています。

私たちが暮らす地域は、雄大な自然に抱かれた美しい田園風景、四季折々に咲く花々、そして伝統野菜や地域の特産物など、大変魅力に溢れた場所です。壮大な自然の恩恵にあやかりながら、地域住民が暮らしを通じて築き上げ、守り続けてきたからこそ、このように素晴らしい地域なのです。

私たちには、この歴史や文化を守り、未来を担う次世代の子どもたちに受け継ぐ責任があります。そのためには、私たち自身が魅力を高める努力をし、この地域のことを考え・同じ志を持つ人々との連携をさらに深め、心を通わせ一つになり、さらに住みよい明るい豊かなまちづくり、人が集まるまちづくりを進めていきたいと考えております。

また、2019年度、組織させて頂くにあたり、メンバーのみなさん一人ずつに、事業そのものへの意見やJCに対する考え方などをお聞きし、真剣にかつ積極的に関わっていきたいという方ばかりが集まってくださっています。しかしその一方で、参加を希望していても様々な事情で参加が難しい方々がいらっしゃるのも事実です。また、一人でも多くの、志を高く持つ仲間が集まれば、その分多様な意見交換ができ、共に活動する仲間が増え、豊かな組織になることは間違いありません。その努力を惜しまず、工夫し会員拡大を実現しましょう。

私たちが行っている青年会議所活動は、人と人との接点が新たな価値を創り、自己の成長にもつながります。他方、家族をはじめとする周囲の協力があってこそ、我々は活動できているのだということを忘れてはなりません。長井青年会議所が53年間紡いできた歴史に触れ、先輩諸兄の築いてきた信用があるからこそ今があると認識し、長井・西置賜が「明るい豊かな社会」に近づけるよう、新たなリーダーとして覚悟をもって尽力してまいりましょう。

 

共に実現するまちづくり

まちづくりを進めていくにあたり、今現在、私たちの住む地域にはどのような課題があるのか、そしてその課題を解決するためには何が必要なのか。私たち自身があらゆる視点で考え、地域全体を巻き込みながら、まちづくり活動に取り組んでいきましょう。

昨年度まで継続事業として行ってきた「地域活性化事業 みんなで灯そう 夢灯」においては、これまでの対内的な課題であった行政と他団体との距離感が縮まり、より踏み込んだ活動ができるようになりました。その結果、さらに地域や住民を巻き込んだ大きな事業を行うチャンスが訪れていると言えます。今まで築いてきた関係性をチャンスとし、昨年度開催の夢灯10周年を一つの節目として、更に長井・西置賜の新たな価値を認識して創造していくこと。そして、地域であまり認知されていないもの、眠っているものを掘り出し、今の時代にあった形でより多くの人々に知ってもらうこと。私たちの世代に響く手法で地域資源を掘り起こし新しい価値を生み出すことができれば、特色あるまちづくりに繋がるはずです。

地域資源の魅力を発見し、再認識し、地域内外の繋がりをつくる。それが信頼となり、他の地域とも深く情報や知識を共有できるようになります。まさに、新たな繋がりから新たな価値が生まれ、持続的な発展が期待できる長井・西置賜を共創していくのです。長井・西置賜を預かる長井青年会議所は、1市3町と県内でも広範なエリアで活動しています。しかし、未だお互いを知る機会があまりありません。これからは、それぞれの地域がお互いの魅力に気付けるよう、より深い関係性の構築を目指してまいります。

 

ひとづくりを推進する

少子化が進み、児童・生徒の減少が進行する中、子ども同士の交流機会の減少や親の過保護化などにより、子どもの社会性が育まれにくくなるなど、未来の主人公である子どもたちの育成は、喫緊の課題となっています。子どもたちが大人になったとき、自ら社会の主人公となり、活気ある活動に携わり、健全な大人として活躍できる環境を整えることこそ、今を生きる現役世代の役目ではないでしょうか。

とくに子どもたちには、「生きる力」「人生を豊かにする力」を育んでほしいと考えています。現代では、人と人、親子の会話が少なくなっているのに加え、一人でメディアに向かっている時間が長くなっていることで、子どもや若者のコミュニケーション力が低下しているといわれています。技術の進歩により、私たちの暮らしはとても便利になりましたが、その分フェイス・トゥ・フェイスでの対話が減っているのです。それはまさに、人と人とのつながりが希薄になっていることを意味しています。

人と人、そして人と地域の接点が少なくなれば、様々な考えや価値観に触れる機会も少なくなってしまいます。また、自分の頭で考えて行動する力も身につかないでしょう。だからこそ、お互いに刺激し、豊かな感情を育みながら、目標達成に向けて達成感や感動を享受できる活動が欠かせません。そのような活動を経てはじめて、相手の立場に立って物事考え、行動できる人となれるのです。

今まで6年間、継続事業として行ってきた「ながい寺子屋」においては、青少年育成を目的として開催させて頂きました。また、地域資源を活かした事業としても、子どもたちの心身の成長に寄与してきたと考えています。今年度は、新たな視点で、時代の変化を認識して創造していくこと。そして、自分たちの活動が子どもの目にどう映っているのかを意識し、真心と愛情をもって、子どもたちの未来を共に育んでいきましょう。多くの子どもたちが思いやりや愛情を備えたうえで成長できるかどうかは、まさに、私たち大人の行動にかかっています。

 

人財育成のためにできること

人と地域を繋ぐためには、人と人との出会いが欠かせません。一つひとつの出会いが、やがて大きなコミュニティを形成するのです。そして出会いのきっかけは、交流によってもたらされ、私たちはこれからも、様々な活動を通じて交流の場を提供し、出会いを創造してまいります。

また私自身としては、自分に何ができるのかを明確に伝えられる、そんな「人」でありたいと考えています。常に学ぶことを忘れずに、私たち自身が地域に良い影響をあたえられる人財になることを目指します。大人が変わると子どもも変わり、子どもの未来もまた変わっていくはずです。地域をつくる将来の子どもたちに良い影響を与えられる大人として、まずは私たちが変わらなければなりません。とくに、今までの常識にとらわれない新たな考え方を学び続けたいと思います。

長井青年会議所には、地域が輝き続けるための気概をもった「人財」が必要であり、その「人財」にふさわしい会員が多数在籍しています。これからも私たちは、地域を牽引できるJAYCEEを育成してまいります。

 

会員の拡大に向けて

現在、長井青年会議所の会員数は23名と、最も多かったときの3分の1程度となっています。メンバーが減少傾向にある中、自分たちのまちづくりやひとづくりに対しての想いを行動に移し、発信していくためには、一人でも多くの仲間が必要となります。また数年後には10名以下になってしまう可能性があり、会員数の減少によるLOMの弱体化、存続の危機に直面しているからこそ会員の拡大は私たちに課せられた大きな課題です。この課題に対して、私たち一人ひとりがその重要性を理解したうえで行動すれば、より多くの方に青年会議所の魅力を伝えられ、会員の拡大が出来るはずです。その先に、まだ見ぬ仲間たちの姿があるのです。

この長井・西置賜地域にて、地域を想う青年経済人を一人でも多く輩出することは、私たち自身が当事者意識をもち、更に地域貢献し、また私たちの明るい未来の創造にも繋がります。より多くの仲間たちと共に地域のことについて考え、行動に移すことができれば、明るい希望に満ちた地域社会を創造できることでしょう。

定期的な情報発信の場を設けつつ、各人が足を使って呼びかけることで、会員の拡大を実現することは可能です。当事者意識をもち、組織全体として、会員の拡大に向けた努力を続けていきましょう。

 

結びに

私が長井青年会議所へ入会したのは2008年度のことでした。それから10年、先輩方から様々なことを学び、その背中を羨望の眼差しで眺めながら、同時に自らも成長させて頂きました。そして今年度は、理事長としての職責を果たすべく、一年間覚悟をもって行動し、地域社会に広く貢献していく所存です。

これまでの活動を通じて、出来る限りの職務は全うしてきたと自負しているものの、仕事・家庭・JCの両立に悩むことは少なくありませんでした。また、事業に関する悩みを周囲に相談し、助けられたことは数えきれないほどあります。入会当時、何をやるにも受け身であった私がこれほどまでに変われたのは、JCがあったからこそだと思います。

もちろん、家族の支えもかけがえのないものだと感じています。JCのことをきちんと話すようになってからは、妻も応援してくれるようになり、10歳になった我が子も楽しみながらJCの活動に参加してくれています。悩みながらも仲間と助け合い、JCで活動してきたことが、仕事や家庭、そして人生をも豊かにしてくれているのだと実感し、今後はさらに、JC運動を通して、地域社会に恩返ししていきたいと考えています。

私たちの地域は、壮大なる自然、自然と人々の営みによってもたされる豊かな食材、人々が守り継いだ伝統など、たくさんの魅力であふれており、西置賜地域のスローガンに掲げられています。

 

〜水と緑と花のまち〜(長井市)

〜日本の紅(あか)をつくる町〜(白鷹町)

〜めざみの里いいで いい人・いい四季・いいでまち〜(飯豊町)

〜白い森の国おぐに〜(小国町)

 

この長井・西置賜地域のスローガンでも表されているように、私たちの住む地域はたくさんの魅力であふれています。誇りと自信を持ち、40歳までという限られた期間にしかできないJC運動を妥協することなく邁進したいと考えております。これからも共に地域社会を創生していきましょう!

 

Change for the future!
~変わろう 未来のために!~

2019.02.13:[理事長所信]

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